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プラス暗示が脳に浸透する時とマイナス暗示

プラス暗示とマイナス暗示 浸透するときの条件 岩波英知の言葉

プラス暗示が自分にかかったら理想…しかし…

メンタルの悩み・神経症解決のために、そして成功するため、お金を儲けるためにも、恋愛を成就させるためにも強力なプラス暗示は非常に重要です。

しかし、世の中に強力なプラス暗示はなかなかありません。
所詮は『できたらいいな暗示』ぐらいのものをかけ続けて、苦境を脱しようともがいていることしかできません。

これまで苦しい状況に陥った時、「大丈夫、大丈夫」「平気、平気」「気にしない、気にしない」をいくらかけ続けても大丈夫じゃなくなり、平気じゃなくなり、余計気になってしまう経験をした人は多いと思います。
「自信を持とう、自信がある」と自己暗示をかけても、自信のなさの再認識に終わり、厳しい現実の壁に途方に暮れてしまう。

プラスの自己暗示はマイナス暗示として入ってしまう恐怖

まあ、プラス暗示の文句にも気をつけなければいけない点があるんだけど、とにかく必死の自分への言い聞かせが現実との矛盾というジレンマを生み出してしまう。
でも、プラス暗示がかからなくても、心が脆い人や神経症の人は簡単にマイナス暗示にかかってしまう。
神経症レベルの心の悩みは、厄介きわまりないものです。

そこに神経症がいつまでたっても解決できない要素があるし、自己暗示が通じない理由があります。

神経症など心の悩みは、人によって引き起こされたにせよ、自分で追い込んでしまっている所があります。
たとえば、人からひどい言葉を浴びせられたとしても、いつまでもそれを引きずってしまい、マイナス暗示をかけ続けてしまっているのは自分自身。

例えば、パニック障害の場合「今日はやばそうだな、息苦しくなりそうだな、電車に乗れそうにない、パニックでみんなに迷惑をかけたらどうしよう…」
起きている間、そんなことばっかり考えている。

予期不安が現実化した日には、ずっと消えない心の傷となってその後を支配する。
そんな人に、普通の状態でプラス暗示をかけたところで、何にも意味をなさない。

あがり症でも同じことで、必死に「今日は大丈夫、落ち着いている、できる、やれる、緊張しない…」といくら自己暗示をかけても、いざ本番ではアガリの反射神経が作動して、何の効果も上がらない。

必死のプラス暗示でも、逆にその暗示の文句の中に、マイナスを拾ってしまう思考が働いてしまう。
「気にならない、へっちゃらだ、気にしないぞ!」という自己暗示が「気にしてしまったらどうしよう」に変化する。
「緊張しない、落ち着いている」という暗示は「あがれ、頭が真っ白になれ」というマイナス暗示が無意識に簡単にしてしまう。

プラス暗示をメンタルブロックしてしまうのは自分自身

神経症レベルの悩みには、プラス暗示も普通に脳に叩き込んでいただけでは、場合によっては自分をもっと追い込んでしまう働きになってしまう。
だから、自力での神経症克服は効果がないどころか、もっと酷い結果を導いてしまうことになります。

現に悩んでいる自分を騙すのは、非常に困難な作業だ。
日常の意識ではまず不可能。
どんな良書を読みあさっても、名医や名カウンセラーに相談しても難しい。

理性と防衛本能が働き、プラス暗示をはじいてしまう。
それどころか、マイナス暗示は、その人の恐怖・不安・焦りの感情によって、スッと潜在意識にまでたやすく浸透してしまうから、「焼け石に水」ではなく「泣きっ面に蜂」をやってしまう結果に終わる。

普通レベルの催眠状態も変性意識状態もプラス暗示は脳に刻み込まれない

だから、たとえ浅い催眠状態下で暗示をかけても、厳しい現実の前に挫折してしまう。
中ぐらいの催眠状態でもなかなか自分を言い聞かせられない、騙せない。
恐怖・不安・焦りなどのマイナスの感情の前に、プラス暗示はあまりに無力だ。

無意識や潜在意識は、普通ではまずコントロールできないと思っていい。
そもそも自分の意識の力だけで、無意識を攻略できるのであれば、神経症なんてものはこの世に存在していない。
どんなに根性があって、頑張りやで、必死さを持ってしても、神経症だけは何にもできない。

本当はすごい精神力を持っている人が、神経症に無駄なエネルギーを浪費し続けていることは悲劇だ。
普通の凡人が、自分のやりたいことにエネルギーを振り分けていることに比べたら、どれだけ大きな損をしていることだろう。
もしそのエネルギーを、もっと建設的なものに費やせたら、その人はどれだけ大きなことを成し遂げられるんだろう。

それもこれも、無意識や脳内の情動レベルに暗示が一向に入らないからだ。

では、神経症解決の鍵となる、プラス暗示が脳に染みこむためにはどうしたら…

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