Dream Art Laboratory


悩みの惰性化、将来の悩み悪化からの解放とその秘訣

逆転の発想 神経症克服 悩み解決の秘訣

悩んでいると、悩んでいることが常態化している。
時間とともに悩みと人格まで一体化し、人生が苦悩そのものになる。

生きていて苦しいのが当たり前、だけど悩んでいる時期が長いほど、変わることのほうがもっと恐怖になってしまう。
そういう人は、変わらなくちゃいけないと誰よりも頭でわかっているけれど、感情がついてこないで、変わるための一歩を踏み出せなくなる。

そして惰性のまま、それも普通の惰性ではなく、ひどく苦しく不安で焦りばかりの『惰性』のまま生きていく。
生きること自体が苦痛以外の何ものでもない。
今まで当たり前のようにできていたことすら感動できなくなり、日々を平安に楽に暮らしたいと願うのと反比例するように、そのハードルが東大を主席で卒業する以上に難しくなる。

「なんとかしなければ、どうにかしなければ!」と焦る。
しかし、一歩踏み出す不安がひどく、それを乗り越えるエネルギーと勇気を出すことよりは、ひたすら「惰性で耐え続ける」ことを選択せざるを得ない。
未来は今よりももっとひどく症状も状況も悪化している(逃げ場がなくなっていく)ことはうっすら気づいていながらも、それに向き合うことが何よりも恐怖だから、根本的に変わろうとするアクションをおこさない。

時間は無慈悲に過ぎていく。
なにより犠牲にしてしまうのはお金を出しても買えない時間だ。
一方で、人は時間が解決してくれるとどうしても思ってしまう、いやそう思いたい。
いつか変わっている、楽になっていて欲しい! 今は苦しいけれど、いつかは楽になっているんじゃないか…。
そこに希望を見出そうとするけれど、残念ながら、今まで時間が症状を解決してくれなかったのならば、今から先時間が味方をしてくれるわけがない。

逆に、マイナス経験値の蓄積、苦しみ、焦り、不安を抑圧し続けて積み重ねによって、さらに苦しみは深刻化し、逃げ場もなくなっていく。
マイナスの感情はマイナスしか生み出せない。さらにもっとひどく拡大再生産していく。

どんなにプラスの感情に満たされていても、あるトラウマになるようなきっかけが一つ起きただけで、一気にマイナスの渦に飲み込まれていくのが人間の心だ。
だから、今マイナスの状況にある人は、根本的アプローチを何にもできていないと、将来はもっと追いつめられてしまう。
プラスはマイナスになりやすく、マイナスは悲劇的なマイナスを容易に招く。
辛い現実だけど、そこから目を背けて生きてしまうと、人生そのものが台無しになってしまう。

怖いことに、悩みの時間が積み重なれば積み重なるほど、良くなるためのチャンスがなくなるし、そもそも難しくなる。
(年齢を重ねてしまった人も諦めてはダメだ。まだまだ大丈夫だ。変わるのに年齢なんて関係ない。だが早い方がいい)

神経症や心の悩みは時間的スピード、そしてコアから根源的に解決していくことが肝心だ。
いつまでも表面的対策で一時しのぎをしていたら、時間を浪費していくだけだ。

今このままいっちゃったら、どうなるのか?
将来への不安、生涯ずっと今の苦しみが続いていくことの恐怖、その焦り。
これは誰でも持っているし、気づいている。
だけど、それを気づかないフリにしておいたほうが、今生きる上においてはいいと思うし、それしか方法はないと思う。
ひたすら逃避し続け、見なかったようにしておいたほうがいい。

それは当たり前の心情で、別に悪いことでもない。
しかし、誰もがやってしまうことをやってしまうから、心の悩みを解決できないんだ。
心の悩みは複雑化と長期化したら、自力でもがくともっと悪化させる性質がある。

では、どうやって取り組んでいけばいいのか?
いかに自分をやばいかを強く認識しなければならない。気づかなければならない。

なぜか?
悩みを克服するには圧倒的なエネルギーが必要だ。
自分がどれだけ強烈なマイナスのエネルギーによって、無意識から顕在意識に至るまで、がんじがらめにされているか考えるとわかると思う。
もう知恵とか理論とか知識の量で解決できるものではない(逆に状況を悪化させ時間を潰していく)

それを克服するためには、初速として強烈なエネルギーが要る。
しかし、前向き、建設的、自信、希望といったプラスのエネルギーは、長い悩みとの戦いですり減らされている。
いくら考え続けても、気力を振り絞っても、出せるわけがない(努力した分、その反動でもっとエネルギー切れを起こす。多くの人が経験してきたと思う)

そこで使うのが、「このままでは嫌だ、もういやだ、やっていられない! なんとしても抜けだしてやる!」という反動のエネルギーだ。
これは無尽蔵といえるほど、心の底に抑圧されて溜まっている。
しかし、『悩みの惰性』で、将来のことを見ないで日々暮らしている人はそれすらも出せない。

だからこそ、 「このまま行くとどうなるのか、これまでも同じようにしてきて、今はどんな結末だったのか、何をもしないで状況は変わっていけるのか? 今のままで根本的に変わっている未来を想像できるのか?」
それを考えることで、反動のエネルギーが湧いてくる。

人間は危機感を持った時、とんでもないエネルギーが発生する。
それこそ、建設的・前向きなエネルギーなど太刀打ち出来ないパワーだ。

自分を変えるために一歩を踏み出す勇気や覚悟など、いくら考えてもパワーが目減りするだけだったのに、そんなものを簡単に飛び越えてしまうエネルギーがある。
人は行動しなくちゃ変われない。

いくらより良く生きるための知識を蓄え、死ぬほど考えたとしても、変われるパワーなんて湧いてこない。
時間を無駄にし、変われない自信だけを強化し、もう太刀打ち出来ないものだと決めつけてしまう結果になる。

今やばい人はもっとやばくなる。
それに気づいて、意を新たにし、覚悟を持って行動できた人だけが、根本的に解決できるし、もう一生悩まない人間になれる。
逆に、そうでもならなきゃ悩んできた意味なんてない。
このまま失ってきたものを取り戻さず、さらに失い続けたいのだろうか?
何のための人生なのか?
時間も希望も感動も人間関係も、全て悩みのせいで失ってきた意味を見いだせなくなる。

だから、今気づかなくちゃいけない。
それができないと、いつ気づけるのか?

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