対人緊張をどうしても持ってしまう人の場合。
「人にどう見られるか、感じられるか、変に思われてはいないか、良く思われたい」で余裕が無くなり、心が飲まれる。
「絶対嫌われているな」とか「あの挙動は自分を何か意識しているからだ」とか。
みんなの前で普通に話せなかったら馬鹿にされると思ってしまうし、恥をかくことを極度に恐れてしまう。
「落ち着くかな、どうかな、大丈夫かな、やっぱりダメかな」
頭でそんなことしか考えなくなる。
毎日毎時間毎分毎秒と。それはその人のそれまでのいろいろな経験で、そうならざるを得なかったからであって、ある日突発的になったものではない。
ちゃんと理由があって、そういうソフトを使ってしまうだけ。
けど、その思考をいつまでも引きずっていってしまうと、自然体じゃなくなり、常に状況判断をして不安ばっかり感じてしまう。
いつも学校でも、職場でも神経をすり減らす毎日になってしまう。
冒険もできなくなる。
一歩踏み出すにも人の何千倍も精神力が必要になってしまう。
だからといって、精神力が鍛えられるかというと逆で、オーバースペックのあまり、心もボロボロになる。
本来、精神力はあるのに、悩みやマイナス思考にとらわれるあまりに、その精神力もなくなっていく矛盾に陥る。
せっかくの能力や感性がもったいないことになっている。とりあえず人からどう思われるかに重きを置かず、貴方がどうしてやりたいか、どうしていくか、そういうことなんだ。
人からどうした、どうされたという受け身の発想になるのではなく、こちらから外に前向きな生産的意識を向ける逆の発想。
受動的発想だとどうしても対人緊張が増し神経症やあがり症になりやすい。
でも、こちらから主体的に対象に向かって「何々をする、何々をしたいんだ、俺はこうしていくんだ」というものが身につけば、緊張が寄らなくなり、上がらなくなる。
思考と発想を逆転させ、脳に作り込んでいく。
「人にどう見られた」とか「笑われたらどうしよう」とか、常にそればっかり考えると悪化するだけ。
人に恥をかかせても何も感じないで生きている人は悩まない。急にやることは難しいけれど、少し発想の方向変えてやる。
相手を振り回してやると思った方が、自分の地を出せる。
人間は地を出してくれる人に感動する。実は受け入れてくれる。
人間関係の歯車がもっと良くなるし、地を出せる自分をだんだん好きになる。
地を出せないと人間関係の距離がどんどん出来てしまうだけ。
よく思われたいと思っている人間ほど、相手との親密さや接点そのものが無くなる。
自分を出さないで、恥をかかないよう守って生きている人は、どこかで信用できないと思われてしまう。
困ったことなんだけど、一生懸命の受動的努力が報われることはないんだ。
だから、余計ストレスが溜まり疲れてしまうんだ。
ひたすら目的なしに地面を掘り、何度も埋めかえす作業に近い。
楽しくないし、むなしいし、きついだけ。しまいには脳のコンピューターまで狂っていってしまう。
どうしても自分を出さないで生きようとする発想が、他者とうまく生かせる方法だと錯覚を持ってしまう。
そういう幻想を持ってしまうし、持たされてしまった。
でも、実際は逆だ。
だから、逆転の発想をしないと非常に非効率的な生き方になってしまう。
あんまりに気づかうと緊張しすぎて、抑圧が溜まり、いつか破綻が来る。ただ一つ言っておきたいことは、悩みにとらわれ続けてきた人は、白か黒か、右か左かの発想をしてしまう。
「じゃあ、自己主張をして、ワガママに生きればいいんですね! 人に噛みつけばいいんですね! 逆にこっちに行くぞ!」と逆方向に全力で突っ走ろうとする。
右方向にも、左方向にも脳が執着してしまう。
日常流れていることでも脳と神経が戦闘態勢に入ってしまう。
執着こそ悩みを強化してしまう原因なんだけど、どちらにもエネルギーを使いすぎてボロボロになる。疲労困憊して先が続かない。
舐められたくないから頭から湯気を出して、今までの生き方、思考とは逆方向をやろうとする。
もちろん、ずっと引っ込んでいるよりもいいことだし、思いっきり逆方向にやってみてはじめてバランスが取れることもある。
どちらにしても、脳の執着を外さないと、逆方向に執着して、持久力も続かなくて、ぽしゃってしまう可能性がある。そういう人は思いっきり逆方向で走ってみて、これじゃダメだな、効率が悪いなと思ったら、そこで学べるし、極端な右でも左でもない所に前向きな気持で落ち着けるようになる。
進化過程の途中なんだから、最初からうまくやる必要なはい。
うまくいかなくても、それでも地を出す、主体的に行動することを続けていくだけ。
一々障害の一つ一つに「いいのかな、どうかな、やっぱりだめかな、でもどうかな」と立ち止まったんじゃもったいない。
呼吸法の時と同じく、結果が出てもいいし、出なくてもかまわない気持で歩んでいく、走っていく。
ひるんでいる自分よりも確実に己が好きになれる。
守っている自分を打ち破って、リスクを背負っていくぞという感じで覚悟していくと、それで掴めることがたくさんある。
ものすごい栄養になる。
ただ考えていただけじゃダメ。悩むだけ。
殻を打ち破る時に力んだっていい。
いつまでも力んで執着していたらいけないけど、次のステップに行く一歩なんだから。
できれば、人との潤滑油を流しながらやれるとベターだ。悩みを強化してしまう思考がつくられたルーツを分析し納得することが一個。
今の生き方だと先があるのか、ないのか、気づくことも一つ。
地を出せた時のプラスの結果の意義を知ることも大事。
地を出すため、自己主張するために障害となるものを潜在意識から外して、暗示効果によって障害を飛び越えるための条件付けもやっていきます。【対人恐怖・社会不安障害克服法】【心の悩み解決法】【人間関係対処法】【恐怖・不安・焦り脱出法】
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