人間関係向上のコツと本能的裏側

人と仲良くしたいと普通は思う。
できれば多くの人と気安い関係になりたいとか。
その時になかなか相手が打ち解けてくれなくて悩んでしまうケースは異常に多い。
会話本を読んでも、教室に通ってもどうもうまくいかない・・・・
なぜ自分は人としっくりいかないのか、ますます焦りのループに落ちていく。

これはどんな互いの心理状況が脳内で起きているのか?
人と人が会うということは、原始的な本能レベルで、お互いを何かを感じ取っている。
こいつは信用できるか? 敵か味方か? 自分にとって不都合か、有益か?
意識的に考えていなくても、そこまで大げさでなくとも、動物である以上本能では何かしら感じ取っている。
実はコミュニケーション能力がある人は、相手の本能、感情に訴えかける術を持っている。
逆に言えば、仲良くする方法にしても、本能の攻略が大切だし、当所の交渉術や会話の格闘術もそういうところに主眼をおいています。

人間に不安や緊張を感じやすい人でも、やっぱり人と仲良くやりたい、打ち解けたいと思う心がある。
あるからこそ、よけい負荷がかかってしまうとも言える。
だけど、その場合どんな不都合が起きるかって言うと、こちらはガードをしておきながら、相手にガードを解いてもらいたいと思ってしまう。
これはある意味不遜な考え方で、それをしていたんじゃ、相手と打ち解けることは難しい。
もしくは、相手から仲良くされたり、好意を持ってくれたら嬉しいなと思っちゃう。
こちらからはアクションを起こさないのに、相手から好意を持たれたい、もしくは好意を持たれるように仕向けたいというのも不遜な考え方だ。
人間関係で経験値が少ないとどうしても自分の頭の中でこねくり回して処理しようとするけれど、人間関係はもっと単純なものなんだ。

受動的にいたんじゃいつまで経っても縁はこない。
すり寄ってくるのは、何か魂胆があって近づいてくる人間だけ。
騙されやすい人は、どうしてもガードをしつつも受動的に相手の好意を待っている人だ。

人間関係がうまくいかない理由の一つは、ガードしている人間に、なんで相手が心を許すのか?ということにある。
自分に心をガードしている人間に、貴方が心を許せるかというとそうじゃないよね。
人と打ち解ける一番手っ取り早い方法は、まずはこちらのガードを下げることだ。
そんなこと恥ずかしい、プライドが許さない、あっちが先だとは思わないことだ。
そんなことをやっていたんじゃ、非常に効率悪い人間関係になってしまう。
緊張しつつもやればいい。地をさらけ出す練習をする。

もちろん、理由があってガードを固めて生きてこざるをえなかったわけだから、急にすべてを取っ払うことは難しい。
だけど、自分が少しガードを下げた時、相手がどれだけ心を開いてくれるか、実感としてわかったら話は早い。
別にガードを外すことは恥でも何でもない。
人と打ち解けることがうまい人を見たら、「こいつ恥だな」なんて思わない。
逆にうらやましいと思う。
何でもないことなんだ。頭の中で乗り切れない壁に自分でしているだけ。
気安い関係になったら、ますます恥でも何でもなくなる。
恥やプライドを理由にして主体的に行動しないのはもったいない。

まず大前提として、「こちらが心を許せば相手もはじめて心を許す」がある。
相手がしたからどうするという思考に陥りやすいが、もっと無意識で警戒されるのがオチ。
心を許したくなかったら、いくらでもあとでガードすればいい。
まあ、お互い気安くなるとガードする必要もなくなるけれど。
とにかく最初は肝心だ。

恋愛でも、こちらは恥をさらさないのに、相手からどうにか好きと思われるように仕向けようとする。
相手が「恥」をかいてくれることを期待する傲岸不遜な考えだ。
それは小細工だから、逆に異性からすると好きの対象じゃなくなる。
自分のために恥をかけない人間を好きになるはずがない。
同時に小ずるい人間を本質的に嫌う人としての性質がある。
営業でもビジネスでも、職場の人間関係でも同じこと。
どっちが先に心を許すかなんて関係ない。
主体的にやっていったら、どっちが先じゃなくなる。
ただ人間関係が成立する、それだけだ。

最初は勇気がいる。
いきなり完璧にやろうと思わないこと。
訓練も必要になる。
だけど、今いったような人間関係のコツを体得したら、ものすごい大きな武器になる。
今まで自分がどうだったのか、何がいけなかったのか、どうすればうまくいくのか、教えていくことができます。

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